ロッテ・佐々木朗希 “2つの魔球” は打撃練習で再現不能 24日オリックス打線は雪辱できるのか

2022年04月23日 05時15分

再びオリックス戦に先発するロッテ・佐々木朗希(東スポWeb)
再びオリックス戦に先発するロッテ・佐々木朗希(東スポWeb)

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)の次回登板が24日のオリックス戦(京セラ)に決まった。10日の完全試合&19奪三振以来の再戦となるこの対戦では、ホームで怪物を迎え撃つオリックス打線のリベンジが注目される。

 前回対戦で同一投手から4年ぶりに3三振を喫した吉田正は「完全にやられましたし、接点がなかったです。対策しましたけど、フォーク待ちで真っすぐに手が出なかったし、真っすぐでいくと、フォークがストンと消えるので」と白旗。バットにコンタクトすらできなかった佐々木朗の〝2つの魔球〟に完全に翻ろうされた。

 現在のパ・リーグで最高の打者の一人とされる吉田正が6スイングして空振り5(フォーク4球。カーブ1球)、唯一のファウルがフォーク1球で、ストライクゾーンに来たストレート3球については見送ることしかできなかった。

 今季、佐々木朗の投げたストレートの被打率はわずかに8分9厘(45打数4安打)、フォークのそれはさらに低い4分3厘(47打数2安打)と圧倒的だ。

 計239球投じたストレートのストライク率は実に72%、131球のフォークは75・6%。その上で、その2球種の空振り率はストレートが14・2%、フォーク44・3%という驚異的な数値をマークしている。

 球界OBは「あれだけ角度のあるストレートの軌道に各打者がバットを入れよう、入れようとしているがまったく間に合っていない。スイングに力がないとファウルになるし、そもそも軌道にバットが入らないから、点でしか接点を作れない。基本のストレートに合わせていて、あれだけ対応できないのだから、同じ角度で来て手元で落ちるフォークには対応のしようがない。おそらく今の佐々木朗は打者にとって大きく、近く見えていると思う」と分析。

 圧倒的な破壊力を見せているストレートとフォークの相関関係は、通常の打撃練習では再現できないという。果たして佐々木朗希を〝攻略〟できるチームは現れるのか。

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