巨人・大城卓三捕手(29)がハッスルプレーを披露した。

 22日の中日戦(バンテリン)には「8番・捕手」でスタメン出場。エースの菅野とバッテリーを組んだが、3回の守備でアクシデントに見舞われる。

 一死走者なしの場面でA・マルティネスが放った飛球は一塁側のファウルゾーンへ。大城は落下地点に向かい、カメラマン席付近でどうにかミットに収めてアウトにした。ただ、その際に左腕が中継用のテレビカメラに激突。一塁手の香月も心配そうな表情を浮かべたなか、治療のためベンチ裏に下がった。

 大城は何度も天井を見上げて苦痛に顔をゆがめたが、最後は「大丈夫」とプレーを続行。気迫が表れたワンシーンでもあった。