今季2度目の対戦でやり返した。広島・栗林良吏投手(25)が16日の中日戦(マツダ)の3―2の9回に登板し、5セーブ目を挙げた。

 先頭・木下拓は空振り三振。続く石川昂も打ち取った当たりだったが、三塁・坂倉が失策。それでも代打・福留、平田を空振り三振と危なげなく切り抜けて、1点差の試合を締めた。

 栗林は今年の初顔合わせだった2日の中日戦(バンテリン)で3―2の延長12回に登板するもプロ入り後、初めてセーブに失敗。それだけに「絶対ゼロに抑える、勝つぞと思ってマウンドに上がった」という。

 きっちりチームの連勝に貢献し「いい結果になったのかなと思う」とホッとした表情を見せた。