巨人の新助っ人マット・シューメーカー投手(35)が、16日の阪神戦(甲子園)で7回2失点(自責1)の好投を見せるも援護はわずか1点。来日初勝利はならなかった。
前夜に連敗を6で止めた虎打線を相手に、右腕は140キロ台後半の直球とスプリットを主体に腕を振った。
3回二死二塁で名手・坂本が遊撃への内野安打を一塁へ悪送球。適時失策で1点を失った。さらに4回無死二塁で大山に左翼フェンス直撃の適時二塁打を許したが、6回104球5安打2失点(自責1)と粘投。7回の打席で代打が送られた。
一方、巨人打線は来日初先発のウィルカーソンの前に6回3安打1得点と援護できず。シューメーカーの来日初勝利はならなかった。
前回登板ヤクルト戦(9日、東京ドーム)での7回2失点に続く好投。右腕は「ここ(甲子園)は歴史があり、ファンでたくさんになる球場だと知っていた。その環境で投げることをできてとても幸せだよ。長いイニングを投げてチームが勝てるように頑張るよ」と、意気込んでいた。このまま好投を続けていけば、初勝利もそう遠くはなさそうだ。