中日が13日の阪神戦(バンテリン)に延長10回、1―0のサヨナラ勝ち。3カード連続勝ち越しで貯金を「2」とした。

 延長10回一死一、二塁から大島が右中間にサヨナラ打。「スッキリしました。(根尾)昂が(四球で)しっかりつないでくれた。自分が返すというつもりで積極的に打席に入ったので最後に甘いボールがきてよかったです。せっかく(7回無失点の)勝野が頑張ってくれていたので何とか勝ちをつけてあげたかったんですけどチームが勝てたので良かったです」と大島はお立ち台で笑顔を見せた。

 投手陣は勝野―ロドリゲス―R・マルティネス―清水という4投手の継投で阪神打線をわずか3安打に抑える完璧な内容。「12球団でも一番といえるようなリリーフ陣がいますから、とにかく先に点を取ってそういう形で勝てるように。そういう試合を増やしていけるように頑張っていきたい」と立浪監督も自信を深めている。

 それだけに後は打線の奮起に期待。「なかなかこの球場で点を取ったり打つことは難しい。ただわれわれは本拠地ですから、打つ方はもっと奮起していかないと。(試合中に)もっと積極的に打ちに行く姿勢を見せろと言った」と立浪監督は言葉に力を込めた。