鷹の新星・田上が鮮烈一軍デビュー 長崎まで駆け付け見守った小久保二軍監督の〝温かい目〟

2022年04月12日 22時25分

田上の一軍デビューをネット裏で見守った小久保二軍監督(東スポWeb)
田上の一軍デビューをネット裏で見守った小久保二軍監督(東スポWeb)

 鷹に新星が現れた。ソフトバンクの田上奏大投手(19)が12日のロッテ戦(長崎)で鮮烈デビューを果たした。

 味方の援護がなく白星こそならなかったが、プロ初登板で6回二死までを2安打無失点に抑える快投。藤本監督も「あれだけ投げてくれるとは思わなかったです」と想定以上の投球をたたえた。

 そんな右腕の投球をネット裏から温かく見守っていたのが小久保裕紀二軍監督だった。この日はホームゲームとはいえ長崎での試合。それにもかかわらず筑後での練習を終えて遠路はるばる駆けつけていた。

 今季から二軍で指揮を執る小久保監督は田上の持つ能力を高く評価。開幕戦である3月18日のウエスタン・オリックス戦の先発にも当時は育成選手だった田上を指名。自信をつけさせて支配下再昇格に向けて大きく背中を押した。

 田上もその時のことをこう振り返っている。「春のキャンプの時点では、自分は今年二軍で先発できるような投手ではないと思っていた。取りあえず投げられる体力を付けようと思って取り組んできた。(二軍の開幕投手を)告げられた時は本当に自分なんかができるかなと思ったんですけど。小久保監督からお前に任せたと言われて、その言葉でやってやろうという気持ちになれた。小久保監督の言葉のおかげかなと思います」

 田上にとってプロ生活の門出となる一軍デビュー登板だ。その姿を見届けるための〝電撃視察〟だった。

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