日本ハム・清宮への評価真っ二つ 叱られないと打てない?激しすぎる好不調の波

2022年04月11日 05時15分

チームメートの活躍を喜ぶ日本ハム・清宮(東スポWeb)
チームメートの活躍を喜ぶ日本ハム・清宮(東スポWeb)

 いったいどちらが本当の姿なのか…。日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)をめぐり、チーム内外での評価が割れている。このところ状態の良い時と悪い時の「差」が激しすぎるからだ。

 プロ5年目の若き主砲候補は、10日の楽天戦(札幌ドーム)に2試合ぶりとなる「4番・一塁」でスタメン出場。4回一死一塁で迎えた第2打席で中堅フェンス直撃の先制適時二塁打を放ち、4番の働きを見せた。

 だが、直後の5番・アルカンタラの打席でまさかのけん制死。ベンチの新庄監督も思わず頭を抱えた。結局この日は1安打1打点をマークしながら3三振。周囲からは「調子がいいのか悪いのか全然わからない」という声が続出した。

 なぜ清宮はここまで好不調の波が激しいのか。清宮を知るチーム関係者は「やはり集中力では…」と、こう続けた。

「先日6日にライトに打った特大アーチ(ロッテ戦、今季2号)も、前日の試合で『打て』のサインが出ていたにもかかわらず打席でボールを見逃し、新庄監督がゲキを飛ばしたことが影響していたと言われる。つまり彼は監督やコーチに叱責されて追い込まれたり、ミスを帳消しにしようとする場面では集中力が高まり結果を残せる。でも、それ以外の平時は気持ちが高まらないのか、精彩を欠いてしまうのでは。アベレージ(打率)が上がらないのはこのあたりでしょうね」

 本人もこの点は自覚しているようで、10日のサヨナラ勝ち後も「いっぱいチャンスで回ってきたので、そこで全然打てなかったので」とポツリ。その上で「やっぱりもっと自分が打っておけば楽な試合になるな、っていうのはすごく実感する。なかなか点を取るのが難しいので、そこで自分がたくさん働けばもっとピッチャーの人たちも楽に投げられると思うので。もっと勝負強いバッターになりたいです」と語った。

 オフに「ダイエット指令」を出した新庄監督をはじめ首脳陣は今季、育成途上のチーム内で清宮の成長を最も期待している。その周囲の気持ちに応えられるか。大砲候補の真価が問われている。

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