中日・高橋宏斗投手（１９）が７日のヤクルト戦（神宮）でプロ初安打となる逆転の２点適時打を放った。

　この日がプロ入り２度目の先発マウンドとなった高橋宏は初回一死二塁から山田に中前適時打を許し１点を先制された。しかし０ー１で迎えた２回一死満塁の場面でヤクルト先発・石川の直球をジャストミートすると打球は中前へ抜けて２者が生還。自らを援護する逆転の２点適時打を放った高橋宏は一塁ベース上で拳を握り締めた。

　初安打＆初打点に高橋宏は「中村打撃コーチから『チャンスだから初球から思い切りいけ』と打席に入る前に、言ってもらえたので、初球から思い切りいこうと思って打席に入りました。その結果、良いところに飛んでくれて良かったです」。
６回３失点と先発の役割を十分に果たした高橋宏は、勝利投手の権利を持ったまま２番手・清水にマウンドを譲った。