日本ハムから巨人にトレードで移籍した矢貫俊之投手(31)と北篤外野手(26)が12日、東京都内の球団事務所で入団会見に臨んだ。

 この日、札幌遠征から帰京した原辰徳監督(56)も会見に同席し「シーズンはこれから佳境に入っていく。(2人は)堂々とジャイアンツで戦える戦力と見ております」と新戦力に太鼓判。右腕の矢貫については「澤村というクローザーをサポートする役割で戦ってもらいたい」とし、北には「チャンスに強い左の勝負強いバッティングでレギュラーになってもらえたら」とそれぞれ期待をかけた。

 指揮官の思いに矢貫は「今までやってきたピッチングを変えず、しっかり腕を振って打者に向かっていきたい」と応え、北も「左打ちですがレフト方向への飛距離に自信がある。勝負強いバッティングをみせていきたい」と力を込めた。

「ジャイアンツは新しく入団した選手は必ず活躍します」と胸を張った指揮官。新戦力が加わり、日本一奪回への起爆剤となるか。