背信投球となった。DeNA・大貫晋一投手(28)は26日、広島戦(横浜)で先発マウンドに立ったものの、7安打7失点(自責6)で5回途中降板。チームは5―10で開幕2連敗となり、自身も黒星を喫した。

 初回からカープ打線につかまり、松山の左前適時打で先制点を献上。3回以降は毎イニング失点を重ね続け、5回に入ると先頭の菊池にソロを被弾、小園に三塁打、松山に四球を与えたところで一死も奪えないままマウンドを降りた。

 降板後の右腕は「試合を作れず、またイニングの途中でマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と冷静に投球内容を振り返ったが、厳しい結果が重くのしかかった。