中日・福留孝介外野手(44)が44歳10か月で、NPB開幕戦史上最年長スタメンを果たした。

 25日の巨人戦(東京ドーム)に「3番・左翼」で先発出場。これまでの落合博満(日本ハム)の44歳3か月を抜いた。相手先発・菅野とは試合前まで通算80打数25安打で打率3割1分3厘と抜群の相性を誇っていたことで起用されたが、2三振を含む3打数無安打と期待を裏切った。2点ビハインドの7回二死三塁では、2番手・今村の前に左飛に倒れ、結局、4打数無安打に終わった。

 大ブレーキとなってしまった福留だが「切り替えて、明日また頑張るだけです」と必死で前を向いた。立浪監督も「これは、もう打てるときもあれば(打てないときもある)。孝介も相当、意気込んで今日の準備をしていたし、また次に頑張ってくれればいいと思う」と変わらぬ信頼を寄せた。