阪神・藤浪晋太郎投手が25日の開幕・ヤクルト戦(京セラドーム大阪)に先発登板。7回6安打3失点の内容で勝ち投手の権利を手にし、マウンドを降りた。

 立ち上がりに苦しみ初回に1点を失ったものの、その後は徐々に立ち直る尻上がりの内容。気がつけば110球で7イニングを投げ切る粘投を披露した右腕は「調子が良かったわけではないですが、その中でも何とか粘ってゲームをつくることができた」と登板後は安堵の表情。「先発として最低限の仕事はできたのかなと思います」。開幕投の重責を無事に果たし、手応えを口にした。