ソフトバンクの大物新外国人フレディ・ガルビス内野手(32)が20日の広島戦(マツダスタジアム)で2安打を放った。

 これまで日本人投手に対してタイミングが合っておらず、試合前は11打数1安打7三振だった。それがこの日は3打席目に左前打、5打席目にも中前打を放った。「だんだんと試合の感覚、リズムも取ることができていると思います。開幕に向けて、もっとパフォーマンスを上げていきたいです」と手応えを口にした。

 試合前に打席でのアドバイスを送っていた藤本監督もホッとした表情だった。「本人次第」と話していた22、23日のウエスタン・広島戦(由宇)で最終調整することも決定した。「前向きに打席に立ちたい、生きた球を打ってきたいということだった。気持ちよく了解してもらってます」と笑みを浮かべた。