好調の広島・小園海斗 「51」の先輩・鈴木誠也のおかげで…プロでも“できるようになった”こと

2022年03月20日 06時15分

カブスへの移籍が決まった鈴木誠也(右)に、数々のアドバイスを受けていた広島・小園(東スポWeb)
カブスへの移籍が決まった鈴木誠也(右)に、数々のアドバイスを受けていた広島・小園(東スポWeb)

 広島・小園海斗内野手(21)が絶好調だ。19日のソフトバンク戦(ペイペイ)でも4打数3安打と結果を残し、オープン戦での連続試合安打を9まで伸ばした。

「たまたまバットにボールが当たりました。満足はしていない」と謙虚に話しているが、15日のロッテ戦から4戦連続で託されている「3番・遊撃」も板についてきた。

 プロ4年目で初となる開幕スタメンは決定的。昨季は初めて規定打席もクリアしており、今季は〝主力の一人〟として活躍を期待される。念願のメジャー移籍を決め、日本時間19日にカブスで入団会見を行った鈴木誠也外野手(27)も、そう願う一人だ。

 ポジションこそ内野と外野で異なるが、二人には背番号51の先輩後輩というつながりがある。小園が入団した2019年に鈴木誠の背番号が1に変更されたことから、51の入った練習着を譲り受けたというだけでなく、昨年までの3年間で多くのアドバイスも受けた。

 その一つが「投手への声かけ」だ。高校時代は普通に行っていたが、プロ入り後は周りが先輩だらけで「どういうタイミングで行ったらいいんだろう」と迷うこともあった。そんな時に「積極的に行くように」と背中を押してくれたのが鈴木誠だった。

「(プロは)『年齢とか関係ないんだから行ってこい』って。『(言うことは)何でもいいから。全然違うから』って」。そこから投手への声かけを率先して行うようになった。「僕の言ったことが(投手の)心に響いているか分からないですけど…。ただ、何でもいいので楽になればいいかなと思う」。考えるより先に動くようになったのは〝誠也先輩〟のおかげでもある。

 この日も新人の松本にマウンドで声をかける場面があった。「苦しい時こそ声を掛けないといけない。(チームで)助け合いながらできたら」。鯉のヤングリーダーに自覚も芽生えてきた。

関連タグ: