西武は18日、ベルーナドームに隣接する球団事務所で新外国人、ジャンセン・ウィティ内野手(32=前マリナーズ3A)、ボー・タカハシ投手(25=韓国・起亜タイガース)の入団会見を行った。

 内外野を守れる中距離打者というジャンセンは「伝統ある埼玉西武ライオンズの一員になることができ、心から光栄に思います。日本で大好きな野球ができることに感謝していますし、夢のようです。2022年だけでなく末永くプレーできるように頑張ります」とコメント。昨年まで西武に所属していたザック・ニール(現ロッキーズ)と交流があり「源田の守備はうまい」という事前情報を入手してきたという。

 また、昨年所属していたマリナーズ3Aタコマではイチロー会長付特別補佐兼インストラクターの指導も受け「1カ月ぐらい野球をしていてイチローさんの野球に対する姿勢、情熱を感じた。イチローさんがプレーしていた日本でプレーできることを光栄に思う」と“イチロー愛”を語った。

 ボーも「ライオンズの一員となり、とても興奮している。チームからの期待に応えられるよう、与えられた役割を全うして勝利に貢献したい」と語った。ダイヤモンドバックス傘下時代は平野(現オリックス)、レッズ傘下時代には秋山と面識があり「松坂投手は小さい頃からのアイドル。もし会うチャンスがあれば、いろいろなことを聞きたいし、一緒に写真を撮れたら一生の宝物になる」と“松坂愛”を語った。

 渡辺GMは球団を通して「(ジャンセンは)広角に打てる中距離ヒッターでコンタクト能力に長けた選手。内外野を守れるオールラウンダーとして、ぜひ日本で成功を収めてほしい。(ボーは)まだ25歳と若く無限の可能性がある投手。リリーフとして考えています」とコメントを出した。