ソフトバンクに再加入したコリン・レイ投手(31)が11日、オンラインで入団会見に臨んだ。昨年8月に家族の事情で退団した右腕は「大好きな福岡の街に、そしてホークスに家族とともに戻ってこられたことをうれしく思う」と親日家らしく再来日、再入団を喜んだ。

 帰国中も「去年こっちでコーチに教えてもらった体の使い方を取り入れてから肩と肘の負担が少なくなった。それをアメリカに帰った後も続けていた。ドリル的なことも続けて、それが自分に合っていた。このオフは今までのキャリアで一番いいオフを過ごせた」と、日本式トレーニングでオフの強化もバッチリとのこと。すでにブルペンで75球程度の投球ができている状態で「試合にも早く入っていけるんじゃないかなと思っている」とやる気満々だ。

「去年やったことで日本の打者も知っているし、それを生かして最初からドンドン活躍したい」と腕をぶす助っ人右腕に藤本監督も大いに期待している。「開幕には間に合わないが、4月の中旬から後半には(先発ローテーションに)入ってもらいたい」と構想を明かし、順調な調整を経て4月中の一軍合流を望んだ。