DeNAの今季開幕投手が東克樹投手(26)に決まった。10日、三浦監督が明言し、球団の公式ツイッターでも発表された。

 2017年にドラフト1位で入団した左腕はプロ5年目で初の大役をつかんだ。1年目の18年に11勝、防御率2・45の好成績を記録し、新人王も獲得。20年に左ひじのトミー・ジョン手術を受け、長期リハビリを経て昨季終盤から一軍マウンドへ復帰を果たしている。東は「任された以上は役割を果たし、チームに勢いをつけられるようにやりたい。堂々と投げきりたい。しっかりと復活したところを見てもらいたい」と語った。

 一方の三浦監督は9日の練習中に東へ直接伝えたことを明かし、その理由について「日を追うごとにしっかりと仕上げていっているのを感じた。一年間、ローテーションを守れると判断した」と説明した。

 25日の開幕戦は広島を相手に本拠地・横浜スタジアムで行われる。