中日・小笠原慎之介投手(24)が開幕ローテ入りに向けて順調な投球を披露した。

 2日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)に先発し、5回5安打2失点にまとめた。しかし、3回に三森にソロを被弾し、4回は先頭の栗原に四球を与えるなど今宮に適時打を浴びた。

「正直、めちゃくちゃ緊張しました。3月にも入っているし、しっかり自分の持ち味をアピールしないといけない。立ち上がりがすごく大事になってくると思って空回りさせてしまったところがある」と反省を口にした。

 それでも直球は最速148キロをマークし「手応えは悪くないと思う。ブルペンでは感触は悪くなかったので。どちらかと言えばブルペンの方がもっと感触良かったので、多少の力みがマイナスに働いてしまったのかな」と振り返る。次回の登板に向けて「自分の課題を克服して、万全の状態で開幕ローテーションに入れたらいいなと思う」と意気込む。

 立浪監督も「よく粘った方では。次に反省を生かして、徐々に上がってくれれば」と期待を寄せた。