日本ハムから自由契約となり、DeNAに加入した大田泰示外野手(31)が27日、古巣の巨人勢と旧交を温めた。

 激動のオフとなった大田はこの日の巨人とのオープン戦(那覇)開始前、自身3球団目となるユニホームを着て登場。グラウンドで練習中だった巨人ナインの前に姿を見せると、まず足を止めたのが昨季まで日本ハムのチームメートで、1学年先輩の中田翔内野手(32)のもとだった。昨季とはお互いに違うユニホーム姿でしばし立ち話をすると、周囲に頭を下げながら打撃ケージ裏の原辰徳監督(63)のもとへ…。

 球界に導いてくれた恩人に笑顔で何やら小突かれつつ、腹を抱えて大笑いする場面もあった。どれだけチームが変わっても絆は変わらないようだ。