ソフトバンク藤本監督の〝盛り立て力〟が好評 大化け候補・田中&リチャード「W覚醒」あるぞ

2022年02月26日 06時15分

〝モチベーター〟としての能力に期待(東スポWeb)
〝モチベーター〟としての能力に期待(東スポWeb)

 投打の大化け候補のダブル覚醒はあるか。開幕まで1か月を切った中でソフトバンク・藤本博史監督(58)の〝モチベーター〟としての能力に球団内から期待が高まっている。

 今季のチームは世代交代がテーマの一つ。そんな中でキャンプを通じて改めて指揮官の選手への接し方に感心する声が出ている。「うまいことメディアにも名前を挙げたり、競争をあおったりと、声のかけ方一つを取っても、若い人がどうすれば響くか気持ちを分かっている。ここまで選手から『あの人のために』という声が自然と出てくる監督も珍しいと思いますよ」(チーム関係者)。

 例えば投手では、ポテンシャルを秘めながらも未勝利で6年目を迎えた田中に自信を持たせるべく接している。就任早々から先発候補に指名。秋季キャンプから繰り返し名前を挙げて期待を口にした。田中自身も「名前を出してもらっている。意気に感じてやりたい」とオフを過ごした。直近の対外試合登板の前には「打たれる、打たれないは意識しなくていい。今の感じだとそんなに打たれないと思いますよ」と送り出した。ここまで順調そのものだ。

 また、愛弟子である大砲・リチャードには包み込むように接している。今キャンプでは何度言ってもシートノック前のキャッチボールに出てくる時間が遅いなど、姿勢の面からお灸を据えてA組(一軍)昇格を見送った。「厳しく、明るく」を掲げてケアもしつつ、育成方針については「甘やかしても彼にとって良くはない。時には涙を流すかもしれないけど、叱咤激励をしながら育てていきたい。一人前になってもらわないといけない」と思いを口にする。

 2人だけではない。期待されながらも秘めた能力を発揮できていない若手は少なくない。長いシーズン。4位からの逆襲へどれだけ若手を盛り立てられるか。〝藤本流〟がカギを握る。

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