ソフトバンク 大関交代場面でなぜリチャードは叱られた? 藤本監督「それじゃあ野球にならない」

2022年02月24日 21時22分

大関の交代を告げる藤本監督(東スポWeb)
大関の交代を告げる藤本監督(東スポWeb)

 鉄は熱いうちに打て、とばかりに近未来の主砲に愛のムチが入った。ソフトバンクは24日の練習試合・ロッテ戦(宮崎アイビー)に5―10の大敗。藤本博史監督(58)は、守りのミスから大量失点した2回の〝あるシーン〟に苦言を呈した。

 2回は先発・大関が自身の悪送球を含む2失策から連続四球を与える乱調。左腕はイニング途中に降板し、結果的に6点を失った。指揮官は踏ん張りきれなかった大関に喝を入れつつ「周りの野手も声かけをしてあげるとか、ワンテンポ置いてあげるとか、そういうのもあまり見えなかった」と指摘。中でも「4番・三塁」でスタメン出場したリチャードには「叱っときました」と明かした。

 大関の交代時、三塁定位置付近に立ち尽くしたロマン砲。これに指揮官は「自分のことで今、精いっぱいってことやからね…。それじゃあ野球にならないよってことです」。マウンド上で苦しむ左腕を孤独にさせていなかったか――。ファーム時代から手塩にかける大砲候補に目配り、気配り、思いやりをこの機会に改めて求めた。

 褒める時も叱る時も、変に気を遣わないのが藤本流。期待のリチャードに求めるのは、ただ打つだけじゃない。視野を広げて内面からも鍛えていく。

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