巨人・中田翔 “酒断ち”していた 20キロ増量の肉体も節制続けながらキープ

2022年02月21日 05時15分

今季は「決意」の重みが違う巨人・中田(東スポWeb)
今季は「決意」の重みが違う巨人・中田(東スポWeb)

 復活に向けて覚悟を決めた。巨人の春季沖縄キャンプに参加中の中田翔内野手(32)が、存在感をアピールしている。実戦初戦となった19日の広島戦(那覇)、20日のDeNA戦(同)と2戦連続で安打を放つと、一塁守備でも安定感抜群。日に日に期待は高まるが、好調の裏には中田のある決断があった。


 有言実行の活躍ぶりを見せた。復活に向けて並々ならぬ決意で迎えた今キャンプは、オフの自主トレで体重を20キロ増やし、打点王を獲得した2020年の理想体重である110キロ台へ戻すことに成功。中田はキャンプインに際し、自身の状態について「自信しかない」と手応えを口にしていた。

 その言葉通り、フリー打撃では快音を連発し、宮崎キャンプでは場外弾も量産。沖縄キャンプへと移り、19日の広島戦で初実戦を迎えると、2打数1安打としっかり結果を残し、翌20日のDeNA戦でも2打数1安打と2試合連続安打とした。

 打者の目が慣れていないために「投手有利」とされるこの時期の実戦ながら、堅実な結果を残している。打点王を獲得した一昨季の状態に戻りつつあることは間違いないが、その変化を支えた要因こそ、今季にかける大砲の決断にあった。

 ある球団スタッフはこう明かす。「中田選手はキャンプに入ってから、大好きなお酒をほとんど断っているそうです。飲んでも休養日前日の夜くらいだとか…」。

 中田と言えば無類の酒好きとして知られ、日本ハム時代のコロナ禍以前には頻繁に後輩を連れて夜の街に繰り出し、酒や食事をご馳走していたことで有名。そんな酒豪が断酒生活を送っているという事実に、前出関係者は「相当の決意がないとできないこと。体重が20キロ増えたことで世間からは否定的な声も出ていましたが、お酒も断っている以上、余計なものを体に取り入れていないことは確かですし、それだけ今季にかける思いが強いということでしょう」と分析する。

 コロナ禍のため、自室からの外出もままならず、選手同士の部屋の移動も制限されている今年のキャンプ。せめてもの息抜きとして「部屋飲み」ぐらいはしたいところだろうが、そんな気持ちも中田は封印。納得のいく結果を残し、チームを優勝に導くため…。勝利の美酒とするべく、決意の自制に取り組んでいる。

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