広島・九里亜蓮投手(30)が20日、沖縄市のコザしんきんスタジアムでシート打撃に登板した。打者13人に52球を投げて被安打4、与四球1、4奪三振。球場のガンでは最速は139キロだった。

 九里は「自分が投げたい球や打者の反応だったりをしっかり見られた。真っすぐもある程度は投げ切れたので、この段階では順調に来ていると思います」と話した。昨年のセ・リーグ最多勝(13勝)右腕は自身初の開幕投手を目標に掲げる。

 昨年まで3年連続で開幕投手を務める大瀬良、そして3年目・森下がライバルだ。九里は「監督さんから発表があるまでは、誰が言われるか分からないですし、目指してやっていきたい。いつになるか分からないが一生懸命やりたい」と語った。