ヤクルト・山田哲人内野手(29)が12日、沖縄・浦添の一軍キャンプで志願しての特守を行った。2年目の長岡、武岡、そして育成の赤羽と一緒に行った練習は約40分にも及んだ。

 山田は「昨年から大きいグラブにしたので、扱えるようにということ。そして、しっかり足を使うことを意識して受けました」と話し「いい練習ができた、いい汗かいたなと思ってます」と笑顔を見せた。

 特守を見守った高津監督も「彼(山田)は打つ方で注目されがちだが、守備での貢献も大きな存在感がある」とし「派手なプレーはそんなにしないですけど、投手目線から見ると助けられていることも多い」と語る。

 また、長年熱望するゴールデン・グラブ賞へ向けて、山田は「一番は(投手からの)信頼。その次に(守備の)数字もしっかり求めて。そのすべてがゴールデン・グラブにつながると思う」と話した。