ソフトバンク宮崎春季キャンプは11日から主力中心のA組で紅白戦が始まった。藤本博史監督(58)は「どんどんアピールしてほしい。特に若い選手は。全員が一軍というわけにはいかないから」とレベルの高い競争を求めた。

 12日からは新型コロナ感染の影響で福岡・筑後でのC組キャンプに参加していたリチャード内野手(22)がB組に合流する。「小久保(二軍)監督から『動きもいいですよ』となった時に紅白戦に呼ぶ」と、レギュラー獲りに挑むロマン砲にメッセージを送った。

 12日の紅白戦には捲土重来を期すベテラン・松田宣浩内野手(38)が出場を志願。チームはコロナ禍に見舞われながらも役者がそろい始め、徐々にサバイバルの熱が高まってきた。

 また、15日から始まる第4クールでは筑後で調整しているFA加入の又吉がA組に合流する予定だ。