少しずつ遅れを取り戻す。広島・野間峻祥外野手(29)が6日、宮崎・日南市の天福球場で行われている一軍キャンプの全体練習に合流した。野間は新型コロナウイルスの濃厚接触者の可能性があり、球団の判断により広島で隔離練習を行っていた。

 隔離が明けて前日5日にチームに合流したが、別メニュー調整だった。今年から野手主将を務める野間は隔離期間を「もどかしいというか…キャンプ中継とかも見ながらウズウズしていた」と振り返り、このキャンプでは「ケガをしないように、しっかりまた対外試合で結果を出せるようにやりたい」と話した。

 前任の鈴木誠から今年、引き継いだ野手の主将。「全部の面で目立っていければ、引っ張っていければなと(思う)。機動力を使えていないとこの数年言われてますし、そこは先頭に立ってやらないといけない選手だと思っているので、積極的に仕掛けていければ」と語った。