ソフトバンクの甲斐拓也捕手が5日、城島健司会長付き特別アドバイザーからの熱烈な打撃指導を受けた。

 打率2割7分0本塁打をテーマに、第1クールからアドバイスを受けている。この日はそろって早出特打に参加し、タッグでティー打撃などを行った。

 打撃の構えが城島アドバイザーに似てきた。甲斐は「自然とそういうふうになってるというところ。(城島アドバイザーは)いい時はいい、悪い時は悪いと、1球1球教えてくれるので、自分にとっても分かりやすいのかなと思う」と感謝を口にした。

 藤本監督も「ずっと城島アドバイザーが付きっ切りでやってくれているのでね。どんどん〝城島2世〟になってきてる」とニッコリだ。

「構えもよく似てきたしね。あっちのほうがシンプル。打撃はシンプルな方がいい。城島アドバイザーは打率2割7分でホームランいらないと言ってたけど(甲斐はパワーがあり)2割7分打ったらホームランは10本以上は打ちますよ。本人が納得してやってるのはすごくいいこと。必ず実になると思う」と打撃開眼に期待を込めた。