人のゼラス・ウィーラー内野手(35)が、外国人枠争いの激化を歓迎した。

 ジャイアンツをFAとなったメジャー46勝右腕マット・シューメーカー投手(35)の加入が5日、濃厚となった。これで今季、巨人の支配下外国人は8人となる予定。5人の外国人枠を争うことになる。

 ウィーラーは「競争が激しいというのは良いこと。それぞれがみんなのいいところ、最大限をそれぞれの選手が引き出せる。環境が厳しいということは良いことだ」と真っ向勝負を宣言した。

 昨季、ウィーラーは一塁、左翼、右翼を守り打率2割8分9厘、15本塁打をマーク。シーズンを通じてチームを盛り上げ続けたムードメーカーは「どんな形であっても求められた時に、それが打つ方でも代打でも守備でも、自分の名前が呼ばれた時にしっかり準備して貢献できるように」とコブシを握った。