巨人が新外国人投手としてジャイアンツからFAになったマット・シューメーカー投手(35)の獲得調査を進めることが4日に分かった。

 シューメーカーはメジャー通算46勝の右腕。2008年にエンゼルスと契約し、13年にメジャー初昇格した。翌14年に16勝4敗をマーク、勝率8割はリーグトップだった。15年7勝、16年9勝、17年6勝と先発ローテションの一角を守り、18年は大谷翔平投手(27)とともに開幕ローテに名を連ねた。19年にブルージェイズに移籍、21年はツインズでプレーし、メジャー16試合で3勝8敗、防御率8.06。8月に自由契約となり、ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。

 立派なあごひげがトレードマークで150キロ前後の速球、スプリット、ナックルカーブなどが武器。実績十分の右腕が先発ローテに加われば頼もしい存在になりそうだ。