復活の一年にする。広島の野村祐輔投手(32)が燃えている。プロ10年目の2021年は8試合に登板するも0勝(4敗)に終わった。右腕は「昨年は悔しい思いをしたので(今年は)巻き返せるように」と力を込めている。

 自主トレは年始の6日から24日まで地元の岡山県倉敷市で行った。「一番は投げること。体力的なトレーニングはやってましたけど、その中で投げること。技術的にレベルアップしたかった」と既に捕手を座らせてのブルペン投球も済ませた。

 今年の春季キャンプは山口県岩国市の由宇練習場での二軍スタートが決まっている。野村は「実戦になったところでしっかりした球を投げられるようにしないといけないと思う」とし「また違ったところを出せたら」と前を見つめていた。