ソフトバンクの藤本博史監督(58)が今季から加入するフレディ・ガルビス内野手(32)とタイラー・チャトウッド投手(32)に大きな期待を寄せた。

 福岡・筑後のファーム施設を22日に視察した指揮官は、新助っ人の映像を見た印象として「ガルビスは日本向き。変化球にもついていけるし、ただ振るだけのバッターじゃない。すごく期待している。チャトウッドも制球が悪いと聞いているけど、先発でそこそこやるんじゃないかなと僕の目では見ている」と評価した。

 国内各地で感染力の強いオミクロン株が猛威を振るい、新型コロナの感染が急拡大中。日本政府による水際対策強化で、新外国人選手の入国については不透明な状況が続くため合流が大幅に遅れる可能性もある。再入団のレイも含めて、V奪回へ貴重な新戦力。期待が大きいだけに藤本監督は「開幕に間に合ってもらわないと困ります」と切実な思いを明かした。