阪神は21日、西宮市内で今季新成人を迎えた選手を祝う「成人式記念品授与式」を行い、20歳を迎えた井上広大外野手、及川雅貴投手、遠藤成内野手、藤田健斗捕手の4選手が出席した。

 式では百北幸司球団社長(61)が「またこれを機に野球周辺のことにも視野を広げて頂ければと思います。両親や母校、お世話になった方々に感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張ってください」と祝辞と激励を送ると、選手たちは神妙な面持ちで聞き入った。

 「今まで以上に自分の行動ひとつひとつに責任を持って行動することが一番だと思う。今年一軍で結果を出せないと終わりだという気持ちを持って、自分にハッパをかけてやっていけたら」(井上)、「これからタイガースにもどんどん後輩が入ってくると思うので、社会人の一人としてお手本になれるように」(及川)「(入団して)2年間一軍出場がなかったので、今年は一軍出場してチームが優勝できるように」(遠藤)「今年は一軍の戦力になれるように頑張っていきます」(藤田)

。門出を祝う記念品を受け取った選手たちは、それぞれに改めて今季への意気込みを新たにした。