着々と準備を進めていく。広島の床田寛樹投手(26)が15日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で行われた合同自主トレに参加。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためキャッチボール、守備練習はマスクを着けて行った。

 床田は傾斜のついたマウンドで投球練習。「ブルペンに入る予定はなかったんですけど、キャッチボールしていたら思っていたよりも投げられたので『どうかな』という感じで投げた」とし「あとはどんどん精度を上げていければ」と話した。

 直球のほかに変化球を一通り投げた。昨年途中から復活したパームボールも1球だけ投げた。「(打者の)頭に入るぐらいまでは投げたいなと思う。そうなれば直球が生きてくると思うので、意識させられるようにしたい」と語った。