中日・立浪和義監督(52)が14日、プレーヤー表彰で野球殿堂入りを果たした元中日の山本昌氏(56)の偉大な功績をたたえた。

 元同僚だったレジェンド左腕に対し「僕が入団したときから長く一緒にやらせてもらった。自分は40歳までしかやっていないが、50歳まで現役をされたことはすごいことで、なかなかまねはできないこと。根気よくずっと練習していた印象が強い。年齢を重ねると根気が失せる中で、あれだけ現役にこだわったのは素晴らしい」と祝福の言葉を贈った。

 山本昌氏は中日一筋で32年間プレーし、球団史上最多となる通算219勝をマーク。2014年には史上最年長となる49歳で勝利し、翌15年にはNPB史上初めて50歳で試合出場を果たすなど数々の偉業を達成した要因について「持って生まれた強さもあると思うが、それだけではあそこまでできない。工夫しながら努力した結果では。こっちから見たら当然の殿堂入りかなと思う」と敬意を表した。