阪神のドラフト1位ルーキー・森木大智投手(18=高知高)が、14日に野球殿堂入りを果たした山本昌氏(56)を目標に〝長寿右腕〟化を誓った。

 現在、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレに参加中の18歳は、「自分の目標は『世界一の投手』。40歳くらいまで現役を続けられたら」とした上で「山本昌さんは50歳まで現役を続けられていたので、それはすごいなと思います。年齢で体の制限もかかる中、最大のパフォーマンスを出すために努力、練習をされていた。自分に厳しくできるような選手になりたい」とNPB史上初の50歳出場&登板を果たしたレジェンド左腕へリスペクトの意を示した。

 山本昌氏は2019年の秋季キャンプ、2020年の春季キャンプで阪神の臨時コーチを務めるなど、猛虎との縁も深い。虎の未来を担うであろう若き右腕も「長くやっている方だけに、コンディショニングや自身のケアに長けていると思う。心の面でも体の面でも話を聞いてみたい」とし、将来的な〝弟子入り〟を熱望した。