鯉の守護神・栗林を支える竜のレジェンドOB 2人の助言で2年目の進化誓う

2022年01月14日 06時15分

自主トレを行う栗林(代表撮影)
自主トレを行う栗林(代表撮影)

 強力援軍をバックに2年目も進化する。広島の栗林良吏投手(25)が13日に愛知・豊田市内で自主トレを公開し、引き続き抑えを担う予定の2年目へ「自分の中では開幕ダッシュが大事。去年のように、開幕からしっかり結果を出せるようにしたい」と決意を示した。

 1年目から守護神に指名され、登板53試合で0勝1敗37セーブ、防御率0・86の好成績で新人王に輝いた。東京五輪の日本代表でも全5試合で投げ、金メダル獲得に貢献した。

 阪神で2年連続のセーブ王に輝いたスアレスは昨年12月にパドレスへ移籍。タイトル奪取も視野に入るが、栗林は「セーブ数は自分でコントロールできない。セーブ機会で失敗しないことと、試合数を大事にしたい」と力を込める。

 愛知県出身の栗林には心強い〝味方〟もいる。一人は中日のレジェンドOB山本昌氏(56)だ。昨年12月にテレビ収録で会った際に「下半身をケガしない投手が長生きできる」とアドバイスを受け、さっそく自主トレで「今までそういう考えがなくて」という下半身のウエートに取り組み始めた。

 社会人・トヨタ自動車の先輩で、現在はテクニカルアドバイザーを務めている元中日の吉見一起氏(37)から得るものも多い。制球に自信がなかった名城大時代に吉見氏の投球動画を参考にしていただけでなく、ドラフト後に助言ももらった。トヨタのグラウンドを時折訪れるという吉見氏と今年はまだ話す機会を得ていないが「吉見さんと言えばコントロールなので、しっかり聞いて合うものは取り入れたい」と意欲的だ。

 もともと大の中日ファンだっただけに、2人の元投手からのアドバイスは大きな刺激にもなる。2年目の今季は「みんなから(防御率)0点台とか、セーブ失敗なしは無理だよと言われるので、いい意味で期待を裏切って2年連続でできたらいいのかな」。コイの守護神は準備に余念がない。

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