佐藤輝か大山か 〝虎のホットコーナー論争〟の行方は

2022年01月13日 05時15分

虎のホットコーナーは大山(左)か? 佐藤輝か?(東スポWeb)
虎のホットコーナーは大山(左)か? 佐藤輝か?(東スポWeb)

 過熱する一方の〝虎のホットコーナー論争〟の行方はどうなるのか――。阪神・佐藤輝明内野手(22)は、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で現在着々と自主トレ中。昨秋に痛めた左ヒザも順調に回復中とのことで「ほぼイケるところまできている。(キャンプインまでに)自分に必要なことをやっていきたい」とプロ2年目のシーズンへ向けレベルアップに余念がない様子だ。

 今季の開幕オーダーを占う上で最大の焦点は、佐藤輝と大山悠輔内野手(27)の共存策。ともにサードを本職とする虎のOS砲だが、チームの正三塁手・大山は昨年の秋季練習から矢野監督の意向もあり左翼の守備練習に着手。佐藤輝がアマ時代から慣れ親しんできたホットコーナーでの出場を熱望していることもあり、両者の三塁争いに注目が集まることとなった。

 過度な論争を抑制する意図もあるのだろうか。矢野監督や腹心の井上ヘッドは「来季も三塁・大山、右翼・佐藤輝が基本方針」と度々発言。だが球団内外の関係者の本音を探ると「三塁・佐藤輝、左翼・大山論」を推す声が一定数いることも事実だ。

 チーム内からは「大柄な体に似合わずハンドリングが器用なうえ、いい意味でのアバウトさも併せもっている」「メジャーリーガーのようなスケールを感じるし、現に大山の負傷離脱時に三塁で起用されていた時は打撃成績もよかった。矢野監督が三塁で使いたくなる気持ちも理解できる」と佐藤輝の三塁守備を称賛する声が続々。監督経験もある大物OBからは「地肩の強い大山なら左翼守備もすぐに適応できるはず。本職が左方向の三塁ということもあり、処理する打球の質も同じなので心配はないだろう。新庄(現日本ハム監督)や福留(中日)のように内野から外野へコンバートすることで守備負担が減り打撃成績が向上することも、大山には期待できる」との指摘もあった。

 悲願の17年ぶりリーグ制覇へ向け、OS砲のさらなる成長と共存はチームの重要課題。シーズン開幕までに〝最適解〟へたどり着くことはできるか――。

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