巨人・菅野の「エース道」継承者は阪神・藤浪? G投の自主トレ参加 “減少” に嘆きの声

2022年01月12日 05時15分

阪神・藤浪(右)らと談笑する巨人・菅野(球団提供)
阪神・藤浪(右)らと談笑する巨人・菅野(球団提供)

 巨人・菅野智之投手(32)が沖縄・宮古島などで、濃密な合同自主トレを行っている。昨季は4度の登録抹消を経験。6勝7敗、防御率3・19と不本意な成績に終わった。昨オフ、メジャーとの交渉で十分な自主トレができなかった反省から、今年は1か月間キッチリと汗を流している。

 今回、阪神・藤浪晋太郎投手(27)が初参加。「質問は1日何回も彼からしてくれる」という菅野は「ボクも教えられることもあると思うし。そこに関しては一方的はいけないなと思いますね。同じ野球人としてお互い高めていければ」と笑った。

 そんな背番号18だが自主トレを一緒に行う「菅野組」は年々、縮小傾向にある。今オフは新型コロナ禍によりハワイから変更され、巨人からは直前で山崎伊が不参加となり、中川、育成・鍬原の2人のみ。2017年オフには中川、桜井、宮国(現DeNA)、畠、田中大(引退)ら5投手を引き連れ、大挙ハワイに渡っていた。

「菅野組」は若手の渡航費用、滞在費などすべてエースが負担。総額1000万円超とも言われたが、その分、参加する選手には相当な覚悟が求められていた。球団関係者は「練習以外の食事時間も含めて、菅野が求めるレベルは高い。息が抜けない1か月間に尻込みしてしまう選手もいる。どんどん直訴して参加した方が自分のためなのに」と消極的ともとれる若手の姿勢を嘆く。

 もちろんコロナのリスクを考えれば少人数の方が望ましい。菅野にとって今回、ハワイ以外では初で手探りの状態でもあった。とはいえ戸郷、高橋ら若手ローテ投手の不参加は常々「エース道」継承の必要性を訴える菅野にとっても寂しいものと言えそうだ。

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