日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(49)が自身のツイッターで監督1年目に向けた今季の基本姿勢を改めて記した。

 9日に千葉・鎌ヶ谷で行われた新人合同自主トレを視察後、スタッフ会議に出席した新庄監督はその後、自身のツイッターを更新。今季の抱負について会見で語った「テストです。もうテスト。テスト段階。どこどこを目指そうとか考えない。選手も僕もコーチも全部テストで、もう思い切り、壁にぶち当たってもいいからがんがん攻めていこうという年に、みんなと一緒にやっていきたい」という記事を添付しながら、こうコメントを付け加えた。

「迷ったら先へ 凹んだら前へ 壁にぶち当たったらみんなでぶっ壊す」

 球団は昨季途中に主砲・中田を不祥事をキッカケに無償トレード、オフには西川、大田、秋吉をノンテンダーFAとしそれまでの主力を大量放出。チーム解体を断行した。

 ライバル球団に比べて戦力面で圧倒的なハンディを抱える就任1年目に、何か化学反応を起こすためには攻めの姿勢は絶対条件という覚悟がにじむ言葉だった。