中日の加藤宏幸球団代表(63)が、2月に予定している沖縄キャンプが有観客となるか、無観客となるか、固唾をのんで見守っている。

 感染力の強い変異株「オミクロン株」が急拡大している沖縄県では、まん延防止等重点措置の適用を9日から31日までの期間で要請する方針。これを受けて「1月いっぱいでまん防が終了してくれればいいが、状況が許すかどうか…。希望としてはお客さんを何とか入れてやりたいが、感染状況をみて最終的にどうなるか。今のまま増え続けてしまうと、できないのかな」とハラハラしている。

 その上で「手続きの順番としてはNPBが12球団を代表して、まず沖縄県にどういう方針なのかを聞いて、それが決まってからになる。12月の段階ではぜひ有観客でやってくださいということだったが、状況が全く変わってしまった。沖縄県や北谷町の判断を待ちたい」と今後の動向を見極めて対応する。