西武ドラ1・隅田 長崎から〝無一文〟上京は大物の証か

2022年01月06日 05時15分

若獅子寮に入寮した西武ドラフト1位の隅田(東スポWeb)
若獅子寮に入寮した西武ドラフト1位の隅田(東スポWeb)

 これも大物の証か。西武のドラフト1位新人・隅田知一郎投手(22=西日本工大)が5日に埼玉・所沢の若獅子寮に入寮した。昨秋のドラフト会議で4球団が1位指名で競合した左腕は実家のある長崎から「0円で来ました」と仰天告白。「飛行機を降りて電波がつながるようになって、親から『財布忘れてるよ』と連絡があった。岳野スカウトから1万円前借りして…、後で返します。そういうおっちょこちょいな部分があるので直します」と頭をかいた。

 ただ、こうした凡ミスは集中力の裏返しとも言えそうだ。ミスタープロ野球、長嶋茂雄氏ばりに一つのことに没頭すると周りが見えなくなってしまうたちのようで、練習もとことんやる。年末年始もみっちり汗を流していたそうで「岳野スカウトから止められるぐらいランニングもこなせていますし、投げることに関しても指名をいただいた時からずっと投げられる体をキープしてきた。今からブルペンに入れと言われれば入れるんですけど、そこは自分を落ち着かせてからキャンプに向けていけたらと思っています」と話した。

 野球には真摯に向き合っており「野球をする上で集中力はすごく大事。必ず試合前には8時間睡眠をとる。寝る時は抱き枕がないと眠れないので(寝具メーカーの)西川さんの新商品を思い切って買いました」と抱き枕を持参した。ここ数年、おっとり型の多い西武投手陣にあって、期待の大物左腕がいい化学反応を起こすかもしれない。

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