〝メジャー96発〟ポランコ獲得でもまだ終わらない!? 巨人が狙う「8人目の助っ人」

2022年01月06日 05時15分

パイレーツ時代のポランコ(ロイター=USA TODAY Sports)
パイレーツ時代のポランコ(ロイター=USA TODAY Sports)

 スカスカ状態から一転して…。巨人は5日にメジャー通算96本塁打を誇るグレゴリー・ポランコ外野手(30=前ブルージェイズ)の獲得を正式発表した。懸案だった5番打者の穴を埋められる大砲が加わっただけでなく、今季の助っ人勢は最大8人まで膨れ上がる可能性まで浮上。新助っ人の不発ぶりで大した競争にもならなかった昨季とは異なり、激しいバトルが勃発しそうだ。


 V奪回の使者となるのか。長らく5番打者が流動的だったなか、ポランコは長距離砲というだけでなく、メジャー通算98盗塁をマーク。2014年にパイレーツでメジャーデビューして以来、昨年8月にリリースされるまで〝正右翼手〟として活躍し、走攻守で存在感を放ってきた。

 巨人とは単年契約ながら推定年俸は2億5000万円。チームの野手では坂本の6億円、丸の4億5000万円、岡本和の3億円に次ぐ4番目の高額年俸で、主力としての活躍が期待される。

 球団がFA戦線不参加を決めていた今オフ、最も注力したのが外国人補強だった。昨季はスモークとテームズ、途中加入したハイネマンが3人ともシーズン中に帰国し、足並みは最後までそろわず。一軍登録5人、出場は4人までの助っ人運用で首脳陣は頭を悩ますまでもなかった。

 しかし、今年は様相が一変しそうだ。すでにポランコのほか、マット・アンドリース投手(32=前マリナーズ)、米独立リーグで2年連続のMVPに輝いたアダム・ウォーカー外野手(30)を獲得した。野手はポランコとウォーカー、ウィーラーの3人で、投手はアンドリースとメルセデス、ビエイラ、デラロサの4人で計7人。さらに「巨人はもう1人の獲得を狙っているようだ」(セ球団関係者)。青写真通りに補強が進めば、支配下だけで最大8人の大所帯になる可能性がある。

 登録や出場枠に上限がある以上、必然的にあぶれる助っ人が出てくる。打線の核となるポランコや先発候補のアンドリース、守護神ビエイラに、経験豊富なデラロサやウィーラーを加えれば「5枠」は埋まり、メルセデスや新助っ人のウォーカーらも常に一軍にいられるとは限らない。

 伝統球団でのプレーを前に、ポランコは「とても胸が高鳴っています。最高のパフォーマンスを見せ、一緒に優勝しましょう。さあ行こう!」と意気込んでいる。誰が振り落とされるかは今後のアピールやチーム状況次第だが、今季の助っ人サバイバルはシ烈を極めそうだ。

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