巨人生え抜きの救援エース・中川皓太 成績とともに求められる「脱おっとり」

2022年01月05日 05時15分

自他ともに認める「控えめ」男の巨人・中川(東スポWeb)
自他ともに認める「控えめ」男の巨人・中川(東スポWeb)

 ダブル助っ人に負けるな! 巨人のリリーフエース・中川皓太投手(27)が今、意外な形で注目を浴びている。昨季はシーズン中に左ろっ骨骨折で一時離脱したが、それでも58試合に登板して4勝3敗の防御率2・47と奮闘。その一方でチーム内からは「内面の進化」を求める声も出ている。


 ケガに苦しみながらも投げぬいた。昨季の58登板は、鍵谷の59登板に次いでチーム2位。骨折による途中離脱がありつつ、たたき出した登板数は中川のタフネスさを物語っている。開幕前に宣言していた「守護神の座の確保」こそかなわなかったが、昨季もチームの勝利に大きく貢献した。

 そんな中川には、球団内から「内面の進化」を求める声が出ている。昨季の巨人は、後半戦で10連敗を喫するなど大失速し、終わってみれば3位。当然、大連敗中のベンチ内の雰囲気は重かった。ただ、ブルペン内の雰囲気はそれほどでもなかったという。

「ベンチと物理的に距離があるブルペンは、重苦しい空気のようなものはなく、デラロサやビエイラなど陽気な助っ人たちが冗談などを飛ばし合って、常に明るいムードだったそうです」(球団関係者)

 ダブル助っ人の働きかけで、過度の気負いもなく試合に入ることができた救援陣。そんなこともあり、別の球団関係者は「いつまでも助っ人選手にばかり頼ってもいけない。中川なんかはブルペンではもう生え抜きの大将格なんだから、殻を破って、みんなを鼓舞するような選手に成長していってほしいよね」と、中川へ期待の声を寄せている。

 中川と言えば自他ともに認める「控えめな性格」で知られているが、今年で28歳。〝脱おっとり〟で、一皮むけた新たな姿を見せることができるか。

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