ソフトバンク・藤本新監督が期待する “ギータ流” キャプテンシー「空気を換えてもらいたい」

2022年01月04日 05時15分

就任1年目の目標に「日本一」を掲げたソフトバンク・藤本監督(東スポWeb)
就任1年目の目標に「日本一」を掲げたソフトバンク・藤本監督(東スポWeb)

 ソフトバンク・藤本博史監督(58)が2022年シーズンの日本一に向けて〝ギータ流キャプテンシー〟に期待を込めた。就任以降、ベンチ内のムードメークは重要視してきたところ。若手にも人望の厚い柳田悠岐外野手(33)にチームを託す。一方の柳田も若手時代の恩師を男にすべく燃えている。師弟タッグが覇権奪回の原動力となるのは間違いない。 


 V奪回を目指す新シーズン。藤本監督が託したのがキャプテンに指名した主砲・柳田の大暴れだ。若手時代に付き添って指導をしていた〝師弟関係〟でもあり、性格は熟知しているところ。「彼自身の成績も、キャプテンの自覚があるがために上がってくるんじゃないかなと考えている」

 さらに明るく若手からも慕われている柳田流のキャプテンシーについて次のように期待を込めた。「自分がプレーすることで引っ張るというのも必要だし、時には優しく、時には厳しく口にも出してほしいなと思っている。『そんなプレーダメだろ』って叱ってくれるとか、いいプレーしたら『ナイスプレー』とお祭りみたいに騒いでくれたりね」

 柳田の流れを変える一振り、ひと言。チームの有事の際にはタッグで乗り越える。「負けてる時はベンチの雰囲気が悪くなるかも分かりませんけど、その空気を換えてもらいたい。『よし行くぞ』っていう気持ちに変えてもらいたい。チーム状態が悪いときは話し合いながら、チームがいい方向に向けるようにしたい。本人も個人の成績もあるので大変ですけど、柳田にはその辺をすごく期待したい」と続けた。

 一方の柳田も並々ならぬ熱い思いを抱いている。すでに「高い胴上げをしたい」と宣言。藤本監督には「ダイエットをしておいてください」と伝えている。「藤本監督を男にするためにも、とにかく打ちまくりたいと本気で燃えています」(チームスタッフ)。

 これまでキャプテン経験はない。ただ、後輩選手の面倒見がいいことは誰もが知るところ。過去にも若手が痛いミスをした試合で「明日からも気持ちよく野球をやってもらいたいかった」と帳消しにする一打を放つなど、アニキ分としての男気も抜群だ。自然体のままで世代交代を担う若手とベテランの融合を掲げる指揮官の期待に応えることができるはずだ。

 まさかの4位に沈んだ昨季からV字での日本一を目指す藤本ホークス。〝師弟タッグ〟がV奪回の原動力だ。

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