巨人V奪還のカギ握る!? 登場曲めぐりひそかに行われる「LiSAドラフト」

2022年01月02日 05時15分

巨人の丸佳浩(左)と畠世周(東スポWeb)
巨人の丸佳浩(左)と畠世周(東スポWeb)

 巨人V奪還のカギを握るのは果たしてどの楽曲なのか――。球場で選手のモチベーションを高めるのがその登場曲。お気に入りのアーティストの曲で気分を最高潮にし、打席やマウンドに向かう。ファンのボルテージも一気に上がる球場観戦の醍醐味だが、巨人内でひそかに「LiSAドラフト」が行われているという。 

 登場曲はトップ選手にとって代名詞といっていい。巨人OB上原浩治氏が使用した「サンドストーム」(ダルード)は日米でファンを熱狂させた。選手のイメージを決めるだけに、一度選んだ曲がプロ人生に大きく影響したケースも多い。

 そんななか近年、プロ野球で右肩上がりの人気となっているのがアニメソング。特に「鬼滅の刃」のTV版主題歌「紅蓮華」が大ヒットし映画版主題歌「炎」で2020年の「日本レコード大賞」を受賞したLiSAの楽曲は中日・大島が使用するなど、球界人気ナンバーワンとなっている。

 当然のように巨人でも「歌姫楽曲」争奪戦が起こっていた。チーム内の「アニメファン」ツートップが丸佳浩外野手(32)と畠世周投手(27)。2021年シーズンの登場曲では丸が「ハウル」「Catch the Moment」、畠が「oath sign」とLiSAの3曲が使われた。

 チーム内で万が一、バッティングすれば不協和音も起きかねない。畠は「毎年、シーズンが始まる前に丸さんに『今年は何を使われますか』と確認してます。今年は幸い自分が使いたい曲と違ったので良かったです。万が一、希望がかぶったらもちろん丸さんが優先です」と〝回避策〟を明かした。

 まさにLiSA楽曲の「ドラフト会議」。畠からしてみれば大先輩に気持ちよく打席に入ってもらえれば、チームはもちろん自身の成績もアップにつながる。来季も開幕直前には再び会議が開かれるという。

 広島と巨人で「1人5連覇」を達成した丸は、登場曲の効果について重要視している。チームの勢いが落ちた今季終盤、HONEBONEの「チェイス」に楽曲を採用。チーム内で流行していたゲームのユーチューブチャンネルで使われており「(チームの)テンション上がるかな、流れ変わるかと思って変えました」(丸)と明かしている。

 ヒット曲を連発しているLiSAだけに、来季は新たに希望する若手登場も十分にありえる。これ以上、希望者が増えれば本家ドラフト同様、クジ引きが採用される可能性もある。果たして来季はどうなるのか。

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