オリックスの宮城大弥投手(20)が2022年の「新ヘアスタイル」構想を明かした。21年は13勝をマークして新人王をゲット。エースの山本由伸とともに左右の2本柱として活躍し、チームの優勝に大きく貢献した。

 一方でヘアスタイルも注目されたシーズンでもあった。ゲン担ぎで伸ばし始めた髪の毛は馬のたてがみのように帽子からあふれ、ファンからは往年のチームマスコット「ネッピーみたい」と好評だったが、6月の敗戦を機に丸坊主に変身。その〝ビフォアアフター〟の球団動画が大きな話題を呼び「神様 仏様 宮城様 Tシャツ」まで作られてヒット商品となった。

 しかし、もう髪形でイジられるのは卒業とばかり、宮城は「パーマをかけたい。坊主はもう厳しいっす。バルガスの半分くらい伸ばしてから。長髪がよかったとみなさんに言われたけど、切った後じゃなくて切る前に言ってほしかった。グッズができたのはよかったけど…」と本音をもらす。チーム内には「また坊主にしてほしい。坊主が一番似合う」との声もあるが、いつまでも〝球児〟でいられない。2年間伸ばしているというロン毛がトレードマークのバルガスを参考にし、ある程度のタイミングでパーマにしたい考えだ。

 オフの自主トレは走り込みを中心にスタミナ作りに取り組む。「由伸さんからタイトルを1つでも取りたい」と燃える若き左腕がイメージ一新。〝アダルトスタイル〟で勝負する。