気になる〝最後の新助っ人〟は――。阪神は28日に仕事納めとなり2021年の業務を終了。同球団の嶌村聡球団本部長(54)はこの1年を「まずは143試合をセパともに完走できたことは本当に喜ばしいこと。当球団に目を向ければ、77勝を挙げて最後まで競りながら2位になった悔しさは残っている。若い選手が非常に頑張ってくれた反面、やはり悔しさの勝つ一年だった」と総括した。

 支配下66選手。育成8選手で新年を迎えることになった阪神だが、チームとしては更にもう一人の新外国人選手獲得を検討中。だが獲得時期について嶌村本部長は「12月中に獲りにいくとか1月中に獲りにいくとかいう考えは現在はない。(報道陣の)皆さんはゆっくり年末年始も休んで頂ければ」と明言。現状では投手、野手などのポジションも特定せず、今後のチーム状況を見極めた上で慎重に人選を重ねていく構えを示した。