巨人の2019年ドラフト1位で育成の堀田賢慎投手(20)が10日、契約を更改。50万円減の580万円(推定)でサインした。

 ルーキーイヤーの20年4月に右肘のトミー・ジョン手術を行った堀田はリハビリを得て今季、実戦復帰。フェニックス・リーグでは最速155キロをマークした。

「この2年間、手術とかもあって、体づくりだったり、そういうのにもしっかり目を向けてやれたので、その成果を来年以降出していければ」と右腕は前を向いた。

 実戦では手ごたえも感じたという。「真っすぐだけでも勝負ができているなと思った。あとは変化球を何種類か自信を持って投げられるようにしていけば、一軍に行った時もやっていける」と夢舞台を心待ちにした。
 
 今年は同学年の奥川(ヤクルト)、宮城(オリックス)らが大活躍。「大舞台で自分と同年代の選手がしっかりゲームをつくれている。シンプルにすごいなというのは感じますけど、僕自身、負けたくないなという気持ちもありました」と大いに刺激を受けたという。

 右腕は「来年はまずしっかりアピールをして、支配下になって、一軍のマウンドで投げることを目標に。それが達成できたらしっかり結果も求めてやっていきたい」と来季に向け腕をぶした。