西武は10日、今秋ドラフトで指名した10選手(本指名6人、育成4人)の新入団選手発表を都内で行った。

 4球団が競合した1位・隅田知一郎(ちひろ)投手(22=西日本工大)は「新鮮な気持ち。ライオンズの一員として頑張りたいなという気持ちと早く似合う選手になりたいなと思っています。NPBというマークが入っているユニホームを着られるのは本当に光栄だと思いますし、プロ野球選手として一流の選手を目指していけるように頑張りたい」とプロでの抱負を語った。 

 潮崎、涌井、菊池、松坂も背負った背番号「16」に袖を通した感想を「歴代の方々は偉大な方ばかり。自分はまだまだ足下にも及ばないと思いますけど、毎年一歩ずつ階段を上がって行って、先輩方と比べられても恥ずかしくないぐらいの成績を残せるように頑張りたい」と期待の大きさを実感していた。

 こだわりたいタイトルに「最多勝率」を挙げる左腕は、その理由を「勝ち運を持っているのも、日頃の練習からちゃんとやっている選手がそういうのを持っていると思う。そういうのを含めて、いろんな打線に援護をしてもらえるピッチャーだったり、自分で勝ちを取りにいけるピッチャーを目指したい」と語った。