
阪神・原口文仁捕手(29)が10日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円ダウンの年俸2500万円でサインした。
プロ12年目の今季は56試合に出場し打率2割4厘、3打点。本塁打は0に終わった。代打メインの起用ながら結果を残すことができず「成績が良くなかったのでダウンは仕方ない。自分の中ではやれることを全部やった上での数字。切り替えて来年に向かっている」と巻き返しを誓った。
来季はこだわりのあった捕手のポジションから離れ、内外野の野手に専念する。「(オフは)メンテナンスを整え、体の強さを求めてやっていきたい。また新しいことにチャレンジするので、新鮮な気持ちで取り組んでいきたい」。不屈の男は冬に牙を研ぐ。
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